Search

粒子径分布測定装置 S3500

粒子径分布測定装置用試料循環器

 

Sample Delivery Controller (SDC)

Sample Delivery Controller(SDC:標準試料循環器)は、レーザ回折・散乱式粒子径分布測定装置のMT3000 IIと共に使用します。均一に分散された試料を自動的にすばやく正確に供給する装置です。

特長

  • 分散容器は高品質ステンレス製
  • 有機物、無機物とさまざまな物質に対応が可能
  • 試料分散用に超音波プローブを内蔵
  • 容器内で発生する自然乱流による連続分散
  • 自動洗浄機能付き

長所

  • 出力強度を調整可能な超音波プローブを内蔵しています。
  • 標準操作手順(SOP)設定により、試料分散、測定、洗浄を最適な条件で確実に実施します。
  • 分散容器内で乱流を発生させることにより、粒子を均一に分散して循環します。

レーザ回折・散乱式測定装置用乾燥粉体分散器

 

TURBOTRAC

Turbotracは、MT3000 II測定用セルに、分散された粉体試料を供給する装置です。試料が均一に分散されるので、再現性の高い安定した測定結果が得られます。

特長

  • 試料分散の圧縮空気圧と気流の条件を調整可能
  • 少量の試料で測定可能
  • 高速測定
  • 自動サンプリング
  • 高い再現性
  • 安定したデータ

長所

  • 試料分散のための圧縮空気圧を調整することで、壊れやすい粒子から凝集性の強い粒子まで様々な粒子を適切に分散させることができます。
  • 0.1 mlという微量のサンプルで測定できるので、高価な素材や生産量が限られている製品の測定に適しています。
  • 測定時間は、通常10秒ほどです。One-Shot(ワンショット)試料循環器を使うとさらに短く、5秒程となります。
  • 試料をセットしてIDを入力し、「RUN」ボタンをクリックするだけで、測定が開始されて、測定結果が保存されます。
  • 湿式試料分散器SDCと乾式試料分散器Turbotracによる測定結果は、多くの場合、高い一致性があります。(試料の特性による)
  • 安定した分散機構により、同じサンプルを同一の光学台、または同機種の別の光学台で繰り返し測定した場合に高い再現性が得られます。

高価な素材または溶媒を使用して測定する場合の試料循環器

 

USVR

Ultra Small Volume Recirculator(USVR:極小容量循環器)は、レーザ回折・散乱式粒子径分布測定装置のMT3000 IIと共に使用します。

特長

  • 循環量35~50 ml
  • 試料容器は高品質ステンレス製
  • 遠心ポンプの回転速度を変更可能
  • 有機溶媒と無機溶媒の両方を取り扱い可能
  • 手動で試料を投入・排出

長所

  • 粒子径分析用に非常に少量の試料を循環させます。試料や分散溶媒を節約したい場合や、高価な試料を測定する場合に適しています。
  • 本体は頑丈な高品質ステンレス製で耐腐食性に優れており、有機溶媒と水系溶媒の両方を取り扱えます。
  • すばやく簡単に操作できます。
  • 他の試料供給装置と簡単に取り替えられます。

自動サンプリング装置

オートサンプラーMS30

  • 試料循環器への試料投入を自動化
  • 実験効率を向上
  • 確実な試料供給
  • 洗浄機能付き
  • 試料容量:約2.5ml

製品仕様

トレイにセット可能な試料の数 30点
試料の容量 約2.5 ml、スラリーまたは乾燥粉体
電源 100~240 V交流、47~62 Hz
消費電力 最大300 W
使用環境 温度:5~40°C
相対湿度:90%以下、結露なし
本体 ステンレス製の外装 ポリウレタン樹脂による防食塗装
寸法、幅×奥行×高さ 406×361×318 mm
重量 17.2 kg